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工作機械向けハイポイドギヤ

特注ハイポイドギヤ製造

ハイポイドギヤとは、2つの歯車の軸が食い違い軸(平行でなく、交わりもしない2軸)であり、歯すじが螺旋状になっている歯車です。

 

ハイポイドギヤはスパイラルベベルギヤとよく似ていますが、歯車の軸が交差しているかしていないかという点で違いがあります。またウォームギヤとも似ていますが、

ハイポイドギヤとは?

ハイポイドギヤとは、2つの歯車の軸が食い違い軸(平行でなく、交わりもしない2軸)であり、歯すじが螺旋状になっている歯車です。

 

ハイポイドギヤはスパイラルベベルギヤとよく似ていますが、歯車の軸が交差しているかしていないかという点で違いがあります。またウォームギヤとも似ていますが、ハイポイドギヤの方が噛み合い率が高く、動力の伝達効率が良いことがメリットとして挙げられます。

 

ハイポイドギヤの活用場所としては、ウォームギヤ同様歯数比が大きいため大きな減速比を得ることができるため、後輪駆動の車などが主となります。ハイポイドギヤでは歯すじの方向へ滑りの力を加えることができるため、より騒音や振動を抑えられることが大きな利点です。

 

一方で接触面が大きいことから、動力の伝達ロスがありエネルギー損失が大きいことと、他歯車に加えて摩擦熱が発生するためギヤオイル(潤滑油)が必須となることはデメリットといえるでしょう。

 

ハイポイドギヤに関するお役立ち情報

特注ギヤ製造.comでは、その他にも「ハイポイドギヤ」に関するお役立ち情報をまとめてご紹介しております。ハイポイドギヤに関する基礎知識や専門情報は、下記をご覧ください。

>>特注ハイポイドギヤに関するお役立ち情報はこちら

 

 

特注ハイポイドギヤの事例

特注ギヤ製造.comでは、様々な「特注ハイポイドギヤ」の事例をご紹介しております。

 

ロボット関節用 ハイレシオハイポイドギヤ

ロボットの関節用ハイレシオハイポイドギヤ

こちらは、ロボットの関節に使用されるハイレシオハイポイドギヤの製品事例でございます。

こちらは歯数比が1:30という、負荷運転時も想定した最適な歯当たり設計をされている事例でした。
こちらの歯車緒言は設計ソフトの販売メーカー様においても設計手法が未確定なものでございます。

非常に難しい案件ではございますが、最適な歯車設計を行うために、当社の熟練の技術者のノウハウと最新のソフトウェアを掛け合わせ設計を組み立て、できた設計を再現するための加工機や測定機によるクローズドループなど、さまざま調整した結果、実現までこぎつけました。

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自動車用アクスル向け ハイポイドギヤ

自動車用アクスル向けハイポイドギヤ

こちらは、自動車用トランスミッション・アクスル等に使用されるハイポイドギヤです。材質は鉄で、熱処理として浸炭焼き入れを施しています。

当事例は、試作段階の開発品のご依頼でした。弊社は、試作段階からの開発品や自動車レース用の特殊歯車等、少ロットの製品製作も得意としています。生産数量は単品から100setまで対応することが可能です。また、試作後にはクリンゲルンベルク製の歯研加工機・KIMoSでの解析・測定を行い、T60を用いて、かみ合い伝達誤差測定まで一貫して行うことが可能です。

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特注ギヤ製造.comでは、ハイポイドギヤ専門の工場も保有しており、工作機械を中心にご依頼いただいております。また、特注ギヤ製造.comでも最も得意とさせていただいている歯車ですので、ハイポイドギヤでお困りの際はぜひご連絡ください。

 

>>その他の特注ハイポイドギヤ事例はこちら

 

 

特注ハイポイドギヤに関する技術提案事例

特注ギヤ製造.comでは、特注ギヤやハイポイドギヤを製造するだけでなく、設計やトラブルに関連した、様々な技術提案も行っております。ギヤの伝達効率向上、コストダウンなど、歯車・ギヤに関するあらゆるお困りごとを解決しておりますので、ぜひ技術提案事例もご覧ください。

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ハイポイドギヤに関するよくある質問

特注ギヤ製造.comでは、「ハイポイドギヤ」に関するご相談も多くいただいております。ここでは、その一部をご紹介いたします。

ハイポイドギヤの伝達効率をもっと上げたいのですが、どのような方法がありますか?

ハイポイドギヤはそもそも滑りで回転している為、伝達の効率は低いギヤになります。滑りを避けるために、極圧添加剤入りの特殊油などを使用する事で、発熱を下げる事で効率を向上させることができます。

 

ハイポイドギヤの欠点・デメリットを教えてください。

ハイポイドギヤは、一般的な歯車とは異なり、滑り回転で運動している歯車になります。そのため、歯面の摩耗が発生しやすかったり発熱の問題が出やすかったりします。ギヤボックスの精度も必要ですが、極圧添加剤という特殊な添加剤の入った油を使用する必要もあります。しかしながらコンパクトな歯車で高減速比を得る事も可能でうまく設計・使用できれば高機能な歯車となります。

 

ハイポイドギヤの最少の歯数は何枚から加工可能ですか?

弊社では最少歯数は2枚からの加工対応が可能です。ハイレシオハイポイドギヤと言われるギヤで、高減速比の獲得が可能です。ただし、設計も制約条件が多いので個別加工対応できるかはお問い合わせください。

 

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特注ハイポイドギヤのことなら、特注ギヤ製造.comまで!

特注ギヤ製造.comは、歯車を製作して70年以上の実績を持つ株式会社オージックが運営する、設計者や仕入れ担当様向けの情報発信サイトです。

オージックでは、大手の歯車メーカー様や規格品を販売する商社様ではなかなか対応できない試作品~ロット数1000程度の量産も対応しております。またオージックでは、100%お客様の個別ニーズに基づいたフルオーダーメイドギヤ、カップリングを制作しており、工作機械や自動車業界、ロボットをはじめ、様々な機械産業のお客様にご満足いただいております。

また、特注ギヤ製造.comでは、量産に向けた歯車、カップリングの試作開発にも対応しております。70年間培ったノウハウ・経験をもとに、企業様の抱えるお悩みに寄り添って、歯車加工のお手伝いをいたします。さらに、当社ではお客様の潜在的なご要望に応じ、図面通りの歯車加工はもちろん、各種VE・VA提案も実施しております。

単品の試作から量産まで、歯車の加工に関しては一貫対応しております。オーダーメイドの歯車、カップリングを作成したい方も、特注ギヤ製造.comにお任せください!

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メーカー規格外の特殊形状ギヤ、高精度歯車の設計から製造まで一貫対応いたします。
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