特注ギヤ事例
アンギュラベベルギヤ
- 業界
- 工作機械
- 業界詳細
- 産業機械・工作機械
- サイズ
- -
- 用途
- アングルヘッド
- 用途詳細
- -
- ギヤ分類
- スパイラルベベルギヤ
- 歯型
- その他
- 材質
- SCM
- モジュール
- 要相談
- 処理
- 浸炭焼き入れ
使用用途・箇所
ユニバーサルジョイントによる駆動や、フレキシブルシャフトを使用している機構への置換
受注時の課題
固定された偏角の機構において動力伝達を行う際、信頼性・耐久性・振動・高速化などに問題が生じていました。
課題を解決した技術・特徴
従来はユニバーサルシャフトやフレックスシャフトで動力伝達を行っていましたが、本件ではアンギュラベベルギヤを採用。これにより、低振動化・信頼性向上・耐久性向上・高速化が期待できます。
結果
今回製作したアンギュラベベルギヤは、177度および170度の偏角を持つ駆動機構に転用されました。高速回転下ではユニバーサルジョイントやフレキシブルシャフトにおいて耐久性不足による交換や振動問題が発生していましたが、本ギヤへの置換によりこれらの課題は解消されました。
さらに、本事例では工作物の加工品位が向上し、工具の耐久性のみならず加工精度の向上にもつながったことは、大きな成果です。