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またぎ歯厚法

  • 歯車・ギヤの用語集

またぎ歯厚法とは、歯車の歯厚を測る際の方法の一つです。歯厚マイクロメーターなどの測定子で複数の歯にわたって挟み、長さを測定します。なお、歯数で歯厚を測定するため、基準面の設定は不要です。その測定方法の特徴から、測定子の当たり具合、歯の左右の圧力角の不一致などによって測定値に誤差が生まれてしまう可能性があるというデメリットがります。また、ピッチや歯形の影響も受けてしまうことから、歯車全周を数回にわたって測定し、対応しなければいけません。

一方で、工作中に歯厚を測定し工具追い込み量を決めていくことができるため、最も一般的な歯厚測定法として利用されています。なお、他の歯厚測定方法としては、「弦歯厚法」と「オーバーピン(玉)法」があります。

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